将来性

　現在では、商品や環境等の色彩バランスは消費者の購買意欲に大きな影響を及ぼすことがわかっています。かなり乱暴な意見ではありますが、同じラーメン屋でも青や白等の寒色系の色彩を中心に配色されたお店よりも赤やオレンジなどの暖色系色を配色したお店の方が何倍も売上が挙がるのも確認されています。
　そのような形で、結果に大きな影響をもたらすことのできるファッションコーディネート色彩能力検定資格者の必要性は非常に高まっているのです。

平均年収や給料

　ファッションコーディネート色彩能力検定の有資格者の平均年収では無いですが、ファッションコーディネート色彩能力検定合格者の就職先であるファッションデザイナーの平均年収データは400万円程度となっています。中には非常に高額な給料収入やデザイン料を稼ぐファッションデザイナーもいますが、基本的には一握りで、大多数のファッションデザイナーは400万円程度の給料収入となっているようです。

給料以外の特典

　ファッションコーディネート色彩能力検定は民間資格ではありますが、文部科学省後援資格として公的資格のイメージに近く、非常に知名度の高い資格となっています。そのため就職・転職の際には大きなアピールポイントとなってくれるでしょう。
　またファッションコーディネート色彩能力検定合格者が多く勤めるアパレル業界は社員販売等を行っている企業もあり、最新流行服を売値の半値近くで買えることもあり、これは大きな利点となっています。